2024年UCIロード&パラサイクリングロード世界選手権

日程:9月21日(土)~9月29日(日)

場所:スイス・チューリッヒ

 

9月24日

男子C2個人タイムトライアル

先陣を切った川本は、18人の中で最速を目指すべく、18.8㎞を走ります。パリ2024パラリンピック競技大会で競い合ったライバルたちを前に力強くスタートを切った川本。

9.4㎞の計測地点では、12分08秒18の5位で通過。その後も安定した走りで、24分43秒77でゴールし、4位入賞を果たしました。

惜しくも表彰台には届きませんでしたが、パリ大会の疲れを感じさせない走りを見せました。

順位 名前 国名 タイム
1位 エウート・フロマント ベルギー 23:13.58
2位 アレクサンドル・ルオテ フランス 23:33.76
3位 マシュー・ロバートソン イギリス 24:17.80
4位 川本 翔大 日本 24:43.77

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男子T2個人タイムトライアル

川本に続いて出走したのは、T2の福井万葉。11.3㎞のコースで12人と競います。

5.4㎞の計測を9分28秒42の9位で通過した福井。後半の失速が響き、19分37秒38でゴール。最終結果は10位でレースを終えました。

順位 名前 国名 タイム
1位 フェリックス・バーロウ ドイツ 16:28.66
2位 ティム・セレン ベルギー 17:03.50
3位 デニス・コナーズ アメリカ 17:04.39
10位 福井 万葉 日本 19:37.38

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9月27日

男子個人ロードレースC2

ロードタイムトライアルにて4位入賞を果たした、川本翔大はMC2ロードレースに出場。コースを10周する62.7㎞を17人で競い合いました。

レースが動いたのは2週目。パラリンピックで圧倒的な強さを見せつけたフランスのルオテ選手、また同じくパラリンピックで大きく飛躍した成果を上げたイギリスのロバートソン選手がアタック。川本は冷静に、時には一番先頭で後続する集団を率いながら走っていきますが、先頭グループとの差はどんどん開いていきます。

気持ちを切り替えて、3位を目指す川本は、心身ともにフレッシュな状態で余裕を見せます。最終周回でも落ち着いてアタックをつぶした川本。勝負は最終スプリントに持ち込まれました。

「集団の中から誰が駆けだすか神経を張り巡らせていた」という川本。位置取りに苦戦した結果、外側から大きく前に飛び出してしまい、想定よりも早めにスプリントをかけてしまうことに。後ろから選手に追い抜かれていき最終順位は13位となります。

表彰台、入賞は逃しましたが、走り終えた川本は清々しい表情を浮かべていました。最後まで諦めることなく、積極的にレースを動かしにいった川本。ロス大会に向けた彼の道のりは、始まったばかりです。

順位 名前 国名 タイム
1位 アレクサンドル・ルオテ フランス 1:29:27
2位 マシュー・ロバートソン イギリス 1:30:12
3位 エウート・フロマント ベルギー 1:37:21
13位 川本 翔大 日本 1:37:25

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男子個人ロードレースT2

タイムトライアルでは入賞を逃した福井万葉。コースを5周し31.8㎞を12名で競う、MT2ロードレースに挑みました。

レースは序盤、福井が集団の後ろにつける形でスタート。コースの終盤に控える上り坂も、集団後方でクリア。一周目の中盤でレースが動きを見せます。

ティム・セレン選手(ベルギー)とマキシミリアン・イェーガー選手(ドイツ)が集団前方で加速。後方二人のペースアップに呼応するように、他選手も続くと、集団は縦に延び、先頭集団が出来あがります。

先頭集団からやや突き放された福井は単独走で前を追いかけますが、力強く加速する先頭集団には7名。対する福井は一人で走り抜けていきます。

孤独な戦いを強いられた福井でしたが、最後までその位置を下げることなく走り抜け、8位入賞を果たしました。

順位 名前 国名 タイム
1位 デニス・コナーズ アメリカ 55:20
2位 マキシミリアン・イェーガー ドイツ 55:22
3位 ウォルフガング・シュタインビヒラー オーストリア 55:23
8位 福井 万葉 日本 1:00:54

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