2025年アジアパラサイクリング選手権・ロード大会

日程:2月7日(金)~2月9日(日)

場所:タイ・ピチット

2月7日(金)

個人タイムトライアル MH3(20.56㎞)

出場:田中祥隆、野田昭和

日本代表の先陣を切ったのはMH3 田中祥隆選手と、野田昭和選手。MH3クラスは8名の選手が競い合いました。

田中選手は、2位の選手に2分の差をつけてゴール。1位を勝ち取りました。野田選手は、レース前のクラス分けでH3になり苦戦を強いられましたが、5位入賞を果たしました。

順位 名前 国名 タイム
1位 田中 祥隆 日本 36:34.927
2位 KHAMYANG, Aekrawee タイ 38:37.984
3位 KHOWSUTTHI, Nonthawat タイ 39:26.548
5位 野田 昭和 日本 43:04.906

個人タイムトライアル MH2(20.56㎞)

出場:官野一彦

続くMH2官野一彦選手は単独での出走。安定した走りを見せ、金メダルを獲得。強化選手に指定されてからのデビュー戦を華々しく飾りました。

順位 名前 国名 タイム
1位 官野 一彦 日本 42:20.466

リザルト(Hクラス全体)はこちら

個人タイムトライアル MT2(20.56㎞)

出場:福井万葉

第2補給地点を通過した時点で後続の選手と2分30秒の差をつけると、最終的に2位選手とのタイム差を5分30秒に広げてゴールしました。タイムは39分37秒611で、1位に輝きました。

順位 名前 国名 タイム
1位 福井 万葉 日本 39:37.611
2位 ILXAMOV,Jasurbek ウズベキスタン 45:12.043
3位 RAVSHANOV, To'lqin ウズベキスタン 47:32.069

リザルトはこちら

 

2月8日(土)

個人ロードレース MH3(62.4㎞)

出場:田中祥隆、野田昭和

62.4kmを16名で戦うMH3のレースは序盤、先行するタイ代表二名を田中選手を含む6名のグループで追いかける展開からスタートしました。

グループの中にはタイ代表が二名入り、開催国代表として優勝を狙うなか、レース中盤には田中選手の集団は4名に絞られます。お互いを警戒しながらレースは最終周回に。集団4名のスプリントによるゴール争いは、田中選手に軍配が上がりました。

野田選手は1周回ラップされながらゴールとなりましたが、MH3の厳しい戦いの中を走り抜けることができました。

順位 名前 国名 タイム
1位 田中 祥隆 日本 1:52:49
2位 KHAMYANG, Aekrawee タイ
3位 AL HBABI, Ayed Ali UAE
6位 野田 昭和 日本 ー1lap

 

個人ロードレース MH2(32.1㎞)

出場:官野一彦

32.1km、MH2を戦った官野選手は安定した走りでゴール。1位を獲得しました。

3名のハンドサイクル選手たちは強化選手として日の丸を背負い戦うデビュー戦を無事に終えました。

順位 名前 国名 タイム
1位 官野 一彦 日本 1:07:51

リザルト(Hクラス全体)はこちら

 

個人ロードレース MT2(32.1㎞)

出場:福井万葉

 

MT2レースには、サウジアラビア代表が1名と、2名のウズベキスタン代表。そして福井選手の4名が出走。前回大会のTT優勝選手を擁するウズベキスタンが2名出走するのに対して、単騎の福井選手は、レース序盤から積極的に動きます。

1周目の第2補給地点を単独トップで通過した福井選手は、この時点で後続と2分10秒の差。2周目に入ると3分差、その後の第1補給地点では4分差とみるみる差を広げていきます。

その後も独走状態を保った福井選手。最終的に15分近くの差をつけてゴール。タイムは59分35秒で国際大会での優勝を飾り、幸先のいいシーズンインを果たしました。

順位 名前 国名 タイム
1位 福井 万葉 日本 0:59:35
2位 ODINAEV, Bakhodir ウズベキスタン 1:14:22
3位 ILXAMOV,Jasurbek ウズベキスタン 1:19:17

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福井選手にとっては国際大会での初のメダル獲得、また、田中選手、野田選手、官野選手にとっては、強化指定選手としての初の国際大会出場を果たした、記念すべきアジア選手権となりました。

アジア選手権の次は、ワールドカップ、世界選手権、そしてパラリンピックと、活躍の場を広げてくれることでしょう。本大会での結果をしっかりと栄養にして、次のステップに向けてトレーニングを続けていきます。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

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