2026 UCI パラサイクリング ロード ワールドカップ 第2戦

日程:4月28日(火)~5月1日(金)

場所:ベルギー・ギステル

4月28日(火)

個人タイムトライアル MT2(10.2㎞、13名出走)

出場:福井 万葉

ロード・ワールドカップ第2戦に出場した日本代表の一番手は、MT2 福井 万葉選手。

今年度のロード・ワールドカップより台頭し始めた中国代表の選手など、さらに強力なライバルが増えたMT2クラス。第2戦は自転車レースの本場、ヨーロッパでの開催ということもあり、強豪の欧州勢も多く参加するなかで、福井選手は苦戦を強いられ、11位で初戦を終えました。

順位 名前 国名 タイム
1位 BARROW Felix イギリス 16:05,80
2位 O'NEILL Calum イギリス 16:26,15
3位 CELEN Tim ベルギー 16:28,15
11位 福井 万葉 日本 19:11,32

リザルト:MT2個人タイムトライアル リザルト

個人タイムトライアル MH2(10.2㎞、12名出走)

出場:官野 一彦

続いて、MH2 官野 一彦選手が出走。第1戦では二つの銅メダルを獲得し、勢いに乗った状態で第2戦に臨みました。

MH2クラスも欧州の強豪が参戦し、ハードな展開となった第2戦。第1戦に続いてのメダル獲得はなりませんでしたが、ライバルに負けない懸命な走りを見せ、5位でフィニッシュ。入賞を手にしました。

順位 名前 国名 タイム
1位 JOUANNY Florian フランス 16:34,17
2位 GARROTE MUÑOZ Sergio スペイン 17:18,40
3位 MEAD Rory ニュージーランド 18:00,44
5位 官野 一彦 日本 20:06,50

リザルト:MH2個人タイムトライアル リザルト

4月29日(水)

個人タイムトライアル WC5(20.4㎞、15名出走)

出場:小釜 莉代

二日目はCクラスの選手たちによる個人タイムトライアル。

WC5のレースには、今年度より強化指定選手となった小釜 莉代選手が出場。トライアスロンの選手として活動していた小釜選手ですが、ロードレースでは今大会が初の国際大会となります。

障がいの程度が一番軽いC5のクラスは激戦区。そんなクラスのレースで、小釜選手は自身の世界での立ち位置を知るため、胸を借りるつもりで出走。14位でレースを終え、自身の現在の課題とポジションを確認しました。

順位 名前 国名 タイム
1位 GAUGAIN, Heidi フランス 28:47,97
2位 LANE-WRIGHT, Crystal イギリス 30:00,26
3位 BOULET, Margot フランス(個人参加) 30:22,30
14位 小釜 莉代 日本 36:12,03

リザルト:WC5個人タイムトライアル リザルト

個人タイムトライアル WC3(20.4㎞、9名出走)

出場:杉浦 佳子

続いて、今年度より強化指定選手として再び活動するWC3 杉浦 佳子選手が出走しました。タイでの第1戦では個人タイムトライアル、ロードレース共にメダルを獲得。衰えない王者の風格を纏い、第2戦に臨みました。

ライバルの王 小梅選手(中国)や、ヨーロッパのTT巧者が力を見せる中、平坦なコースと強風のコンディションに苦しんだ杉浦選手。2大会連続のメダル獲得はなりませんでしたが、5位入賞を果たしました。

順位 名前 国名 タイム
1位 QUELLHORST Marie ドイツ 30:57,13
2位 WANG Xiaomei 中国 31:40,35
3位 HUOT MARCHAND Tifany フランス 31:55,41
5位 杉浦 佳子 日本(個人参加) 32:17,55

リザルト:WC3個人タイムトライアル リザルト

個人タイムトライアル MC2(20.4㎞、24名出走)

出場:川本 翔大

ロード・ワールドカップは3大会で獲得したポイントが最も多い選手が優勝となるレース。第2戦の時点で総合のポイントで1位に立つのが、MC2 川本 翔大選手です。

総合1位として臨んだ第2戦の個人タイムトライアル。第1戦では金メダルを獲得したこの種目を最終出走でスタートした川本選手は、今大会でも持ち前のタフネスを見せつけます。

TT巧者のエウート・フロマント選手(ベルギー)はじめ強豪の欧州選手が好タイムを出す中でも冷静に、力強くペダルを踏んだ川本選手は、3位入賞で銅メダルを獲得。前回大会に引き続きメダルを獲得しました。

順位 名前 国名 タイム
1位 BAUCHET Arthur フランス(個人参加) 27:17,69
2位 VROMANT Ewoud ベルギー 27:59,66
3位 川本 翔大 日本 28:05,65

リザルト:MC2個人タイムトライアル リザルト

また、MC3クラスの個人タイムトライアル(20.4㎞、28名出走)には、根本賢一選手、MC5の個人タイムトライアル(20.4㎞、33名出走)には梶鉄輝選手がそれぞれ個人参加で参戦。

MC3のレースでは、最年少の19歳、ルイ・ユベール選手(フランス)が優勝する中、クラス最年長選手として大会に臨んだ根本選手は27位でレースを終えました。

順位 名前 国名 タイム
1位 HUBERT Louis フランス(個人参加) 26:22,06
2位 BOUZIANI Florian フランス(個人参加) 26:42,25
3位 HAYWARD Alexandre カナダ 26:58,92
27位 根本 賢一 日本(個人参加) 41:18,91

リザルト:MC3個人タイムトライアル リザルト

激戦区MC5でのレースに臨んだ梶選手は、強烈な風に苦戦を強いられました。力走を見せましたが、思うようなレース展開ができず、30位でレースを終えました。

順位 名前 国名 タイム
1位 GARDON Elouan アメリカ 24:52,30
2位 FOULON Dorian フランス 24:56,36
3位 LÄSSER Franz-Josef オーストリア 25:50,69
30位 梶 鉄輝 日本(個人参加) 30:23,91

リザルト:MC5個人タイムトライアル リザルト

4月30日(木)

ロードレース MT2(29.4㎞、13名出走)

出場:福井 万葉

3日目からはロードレースがスタート。MT2クラスのレースでは、表彰台常連のデニス・コナーズ選手(アメリカ)が遅れる中、福井選手は集団中ほどの位置で先行するカラム・オニール選手(イギリス)らを追う形が続きます。

中国代表選手たちとしばらく道中をともにした福井選手。しかし、フィニッシュ手前で先行され、惜しくも入賞を逃し9位でレースを終えました。

 

順位 名前 国名 タイム
1位 O'NEILL, Calum イギリス 0:48:56
2位 CELEN, Tim ベルギー 0:51:36
3位 MAŠÍN, Jindřich チェコ 0:51:39
9位 福井 万葉 日本 0:54:11

リザルト:MT2ロードレース リザルト

ロードレース MH2(39.6㎞、12名出走)

出場:官野 一彦

MH2のロードレースに出場した官野選手。レースはフロリアン・ジョアニー選手(フランス)が集団を突き放す走りを見せる中、オランダのティス・ヘーセン選手とともに追走する形となりました。

フィニッシュはヘーセン選手に差し切られ、6位での入賞。しかし、このレースでは順位にこだわらず積極的な走りを見せた官野選手。全力でペダルを回し、限界を超えようとする走りで、次への成長が期待できる姿を見せました。

順位 名前 国名 タイム
1位 JOUANNY, Florian フランス 1:08:10
2位 GARROTE MUÑOZ, Sergio スペイン 1:09:22
3位 MEAD, Rory ニュージーランド 1:12:18
6位 官野 一彦 日本 1:22:31

リザルト:MH2ロードレース リザルト

5月1日(金)

ロードレース WC5(70.2㎞、14名出走)

出場:小釜 莉代

大会最終日はCクラス選手のロードレースが実施されました。

WC5 小釜選手は、強烈なアタックの応酬に徐々にポジションを後ろに落としていく形になります。追いついては離されるハードな展開で、レース後半には単独での追走を強いられました。

レースは11位でフィニッシュ。世界のレベルを知るレースとなりました。一方で、初参戦ながら周回遅れを免れる奮闘を見せました。

順位 名前 国名 タイム
1位 CRETTI, Claudia イタリア 1:54:23
2位 GAUGAIN, Heidi フランス 1:54:23
3位 JI, Zixian 中国 1:54:23
11位 小釜 莉代 日本 2:01:31

リザルト:WC5ロードレース リザルト

ロードレース WC3(49.8㎞、10名出走)

出場:杉浦 佳子

WC3 杉浦選手は、個人タイムトライアルでの悔しさを晴らすべく、ロードレースに挑みました。

レース序盤より、周囲の選手の足を見ながら、アタックで揺さぶりをかけ、積極的にレースを作り上げた杉浦選手。

10㎞を過ぎた地点で、クララ・ブラウン選手(アメリカ)とともに、集団に距離を付けます。勝負はこの二人で決まるかのように思えましたが、ライバル王 小梅選手(中国)が追いつき、その後のカウンターが決定打となりました。

王選手を逃した杉浦選手は気持ちを切り替え、2位を目指します。フィニッシュのスプリント勝負で軍配が上がったのは杉浦選手。抜群のタイミングでクララ選手を刺し切り、2位入賞。銀メダルを獲得しました。

順位 名前 国名 タイム
1位 WANG, Xiaomei 中国 1:21:30
2位 杉浦 佳子 日本 1:22:14
3位 BROWN, Clara アメリカ 1:22:14

リザルト:WC3ロードレース リザルト

ロードレース MC2(70.2㎞、25名出走)

出場:川本 翔大

MC2のロードレースは、単独で逃げるグレゴワール・ベルトン選手(フランス)を集団が追う形で進行しました。集団はリーダージャージを着用する川本選手が中心となってコントロールされ、レースは2位争いのスプリントに。

トラック競技でも抜群のスプリント力を見せる川本選手。両足の選手にもスプリント勝負で果敢に挑みました。結果は4位フィニッシュ。惜しくもメダルは逃しましたが、片足選手では最高位で入賞を果たし、リーダージャージを守り切りました。

順位 名前 国名 タイム
1位 BERTHON, Gregoire フランス(個人参加) 1:45:25
2位 BAUCHET, Arthur フランス(個人参加) 1:46:50
3位 BUUR, Hidde オランダ(個人参加) 1:46:50
4位 川本 翔大 日本 1:46:50

リザルト:MC2ロードレース リザルト

MC3のロードレース(70.2㎞、28名出走)には、根本選手が出場。トマ・ペイロトン・ダルテ選手(フランス)をはじめ、レベルの高い選手による高速レースが繰り広げられた中、周回遅れとなりながら、25位でフィニッシュしています。

順位 名前 国名 タイム
1位 PEYROTON DARTET, Thomas フランス 1:40:51
2位 GRAHAM, Finlay イギリス 1:40:51
3位 HUBERT, Louis フランス(個人参加) 1:40:56
25位 根本 賢一 日本(個人参加) -2 LAPS

リザルト:MC3ロードレース リザルト

MC5のロードレース(80.4㎞、34名出走)に臨んだ梶選手。UCI コンチネンタルチームに種族した経験を持つ選手も出走するタフなレースを耐えの走りで周回遅れにならず完走。28位でレースを終えました。

順位 名前 国名 タイム
1位 MOURO CHAMAN, Lauro Cesar ブラジル 1:48:09
2位 ABRAHAM GEBRU, Daniel オランダ(個人参加) 1:48:09
3位 DEMENTYEV, Yehor ウクライナ 1:48:09
28位 梶 鉄輝 日本(個人参加) 2:02:10

リザルト:MC5ロードレース リザルト

第1戦に引き続き、今大会でもメダルを獲得した日本代表。また、川本選手、官野選手はポイントで首位に付け、リーダージャージを着用しています。

また、世界の強豪と十分に渡り合える力を見せることができた一方で、各国の選手と渡り合うことで、新たな課題や成長の兆しをつかむことができました。今後、さらに飛躍した選手のパフォーマンスを見ることができるはずです。

今大会も選手たちに応援を下さりありがとうございます。引き続き応援の追い風を送ってください!

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