日本のパラサイクリング統括団体である一般社団法人日本パラサイクリング連盟(福島県いわき市/理事長・岡泰宏)は、日本初開催となるアジア最大級のパラスポーツ総合競技大会 「愛知・名古屋 2026 アジアパラ競技大会」(10月18~24日)へ派遣する、日本代表選手団9名が決定したことをお知らせ致します。東京・パリのパラリンピックで金メダルを獲得した女王・杉浦佳子をはじめとする選手達が、アジアNo.1をかけた「負けられない戦い」に挑みます。

【日本代表選手】

杉浦 佳子

(すぎうら・けいこ)

クラス:WC3

生年月日:1970年12月26日

出身:静岡県掛川市

所属先:総合メディカル株式会社、TEAM EMMA Cycling

2016年静岡県で行われたロードレース大会で落車。脳挫傷、外傷性くも膜下出血、頭蓋骨・鎖骨・肋骨・肩甲骨を粉砕骨折、三半規管損傷を負う。医師からは治らないと言われた容態は乗り切ったものの、高次脳機能障害が残る。その後知人の勧めでパラサイクリングに参加。2020年東京パラリンピックでは日本人選手過去最高齢での金メダルを2つ獲得。日本自転車史上初の同一大会2冠を達成した。2024年パリでのパラリンピックでは、ロードレースで1位となり、2大会連続の金メダル獲得の栄光を手にした。

川本 翔大

(かわもと・しょうた)

クラス:MC2

生年月日:1996年8月19日

出身:広島県三次市

所属先:大和産業株式会社

悪性腫瘍のため生後2か月で左足を切断。高校生までは野球に熱中し障がい者の日本代表となる。その後高校2年生の時にパラサイクリングに出会い野球から競技転向。東京2020パラリンピック大会時に3キロ個人追い抜きで4位に入賞したことから一気に才能を開花させ、世界選手権等の国際大会にて継続的なメダル獲得を実現している。声援を力に変えて力強く走る姿で人々に勇気と感動を与え、日本のパラサイクリング界をけん引する存在。

木村 和平

(きむら・かずへい)

クラス:MB

生年月日:1996年11月23日

出身:北海道帯広市

所属先:楽天ソシオビジネス株式会社

生まれつき視覚障がいがあったが、高校1年まで健常者に交じってサッカーを行う。ブラインドサッカーでパラリンピックを目指そうとしたが弱視のため出場できず、盲学校の先生の勧めもあり自転車を始める。2024年のパリパラリンピック大会で念願のパラリンピックに出場すると、1000mタイムトライアルで入賞を果たし、パラリンピアンとして鮮烈なデビューを果たす。パイロットとの徹底したコミュニケーションを武器に、阿吽の呼吸を生み出す。

福井 万葉

(ふくい・かずは)

クラス:MT2

生年月日:2001年1月9日

出身:静岡県清水区

所属先:株式会社バタフライ・エフェクト

先天性の脳性麻痺。高校の時に県内で行われた発掘事業に参加をしたことで自転車に出会う。157cm、55kgと小柄だが、その体格を活かし登り坂を攻めることが得意。ワールドカップをはじめとする国際大会で入賞歴を多く持ち、2025年のアジアパラサイクリング選手権・ロード大会では、ロードレース、タイムトライアル共に優勝。アジアの頂点に輝いた。アジアチャンピオンの自信を手に入れ、次は世界の椅子を狙う。

亀田 琉斗

(かめだ・るいと)

クラス:MC5

タンデムパイロット

生年月日:2005年12月29日

出身:埼玉県久喜市

所属先:日本大学

先天性左前腕欠損。もともとアメリカンフットボールに励んでいたが、新たなチャレンジとして自転車競技の世界へ。いわきでの競輪場走行会「Cycle Smile IWAKI」での体験を経て、自転車競技の強豪である日本大学へ入学。健常者の選手と共にトレーニングに励み、健常者の大会にも出場している。

田中 祥隆

(たなか・よしたか)

クラス:MH3

生年月日:1975年8月6日

出身:福岡県北九州市

所属先:株式会社アイ工務店

競輪選手として戦っていたが、練習中の事故で下半身に麻痺の障がいを負う。その後も車いすバスケットボールや車いすマラソンなどスポーツに取り組み、両腕を使いペダルを回すハンドサイクリストとして自転車競技の世界へと戻ってきた。

野田 昭和

(のだ・あきかず)

クラス:MH2

生年月日:1981年10月22日

出身:鳥取県鳥取市

所属先:株式会社アイ工務店

頚髄損傷により車いすに。パラ陸上選手として活動し、2016リオパラリンピックに出場するなどの活躍を見せる。7年ほど前に両肘に怪我を負い、手術後、パラサイクリングに転向する。2025年のワールドカップでの入賞をはずみに世界に挑む。

山路 喬哉

(やまじ・たかや)

クラス:MB

生年月日:1991年9月3日

出身:岐阜県土岐市

所属先:sky株式会社

レーベル病で視力が低下し、岐阜盲学校へ。そこで出会った学校の先生の勧めもあり、パラ陸上を始める。走り幅跳びでは北京グランプリ2018で34年ぶりに日本記録を更新するなど国際大会でも活躍。ノルディックスキーなどさまざまなスポーツ経験を経て、新たな挑戦としてパラサイクリングを始める。弟もパラ陸上競技に取り組む。強化合宿のほか、個人合宿も積極的に参加し、世界で戦う実力を身に付けたことで、2026年度より強化指定選手となる。

小釜 莉代

(こがま・りよ)

クラス:WC5

生年月日:1984年4月20日

出身:京都府京都市

所属先:仙台市役所

先天性の左上肢機能障がいを持ちながら、大学では陸上に取り組み、以来競技を続ける。上肢障がいのクラスにおける1500mで日本記録を更新するなどの活躍を見せたのち、パラトライアスロンへの挑戦を経て、新たなチャレンジの場としてパラ自転車競技を選ぶ。2026年度より強化指定選手となり、一歩ずつ成長の道を歩んでいる。

【競技パートナー】

稲毛 健太

(いなけ・けんた)

生年月日:1989年6月28日

出身:和歌山県田辺市

和歌山97期・S級2班の現役競輪選手。昨年10月に行われた「2025世界選手権トラック」のマスターズカテゴリーでは、1㎞TTで世界新記録を樹立し、アルカンシエルを着用した経験を持つ実力者。昨年よりタンデムのトレーニングパートナーとして連盟の合宿に参加し、今大会でパイロットとしてパラサイクリングデビューを果たす。

※未定の競技パートナー候補1名は決定次第、公式WEBでお知らせします。

【大会について】

概要

大会名:愛知・名古屋 2026 アジアパラ競技大会

開催期間:2026年10月18日(日)〜10月24日(土)
開会式:10月18日(日) / 閉会式:10月24日(土)

自転車競技の日程・会場:

トラックレース

  • 日程:10月19・20日(月・火)
  • 会場:伊豆ベロドローム(静岡県)

ロードレース

  • 日程:10月21~23日(水~金)
  • 会場:サイクルスポーツセンター5kmサーキット(静岡県)

【各種資料】

<プレスリリース>

プレスリリース:アジアパラ日本選手団

【本件に関するお問い合わせ先】

一般社団法人日本パラサイクリング連盟

住所:〒972-8322 福島県いわき市常磐上湯長谷町釜ノ前1-1いわきFCパーク

電話番号:0246-38-5666

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