寄付を通じて追い風サポーターに | 一般社団法人日本パラサイクリング連盟

自転車は、だれにでも乗れる乗り物です。
わたしたちは、だれにでも乗れる自転車
[パラサイクリング]を通じて
障害や困難を理由になにかを諦める必要のない、
だれもが風を感じ、可能性を広げられる社会を
つくるための活動をしています。

パラサイクリングは、障がいのある人たちを中心に、あらゆる人にひらかれた自転車競技です。選手は、障がいの種類により4つのクラスに分けられ、それぞれの特性に応じた自転車を使って競技を行い、その速さを競います。大会は世界各国で行われていて、パラリンピックの種目にもなっています。

使用する自転車は二輪車だけではありません。三輪車、二人乗りのタンデム、手で回すハンドサイクルなどがあり、障がいがあってもなくても、だれもが「乗れた!」という喜びや、さわやかな風を感じることができます。

クラスC:通常の二輪自転車

クラスT:三輪自転車

クラスB:二人乗りタンデム自転車

クラスH:ハンドサイクル

だれに対しても
ひらかれた自転車競技。
それがパラサイクリングです。

アクション 1

選手の育成・強化

選手を発掘し、世界の舞台で戦える選手へと育成・強化しています。パラリンピックなどの国際大会で金メダルを獲得する選手も生まれています。

アクション 1

だれもが共に生きる
社会づくり

パラサイクリングの体験イベントを全国で開催。だれもが自分らしく風を感じられる場をつくっています。

アクション 1

多様性のある
まちづくり

自転車を活用したまちづくりを推進。全国の団体・地方自治体の皆さんとコラボレーションしています。

わたしたち日本パラサイクリング連盟の
理念に共感し、
寄付してくださる方を
「追い風サポーター」と呼んでいます。
毎月の寄付というワンアクションを通じて
だれかの背中を押す「追い風」を
送っていただけませんか?

選手の育成・強化 川本翔大 選手

生後間もなく、病気によって左足を付け根から切断するも、幼少の頃からさまざまなスポーツにチャレンジしてきた川本選手。高校3年時には障がい者野球の日本代表に選ばれるなど、競技者としての才能を発揮してきました。その後、日本パラサイクリング連盟のハイパフォーマンスディレクター・権丈泰巳さんに発掘され、パラサイクリングへの道へ。

順調に成長を続けてきたなかで自己記録更新が途絶えたときには、競技自体を辞めることも考えたそうですが、恩師である権丈さんから叱咤され、再び競技の道へ。「飽き性の自分がここまで自転車にハマるとは考えていなかった。パラサイクリングは自分の人生を豊かにしてくれている」と語ります。

追い風 voice 追い風を送れたことが、自分の支えになっている
川本選手を取り巻く3人のストーリー

  • 高木永(雑誌編集者) 高木永
    (雑誌編集者)

    川本選手の存在は東京パラリンピックで知りました。片足で戦う姿に心を揺さぶられます。片足で世界の強豪と戦う川本選手の脚力は世界一!困難を困難と感じさせないさっぱりした語り口。内側から溢れ出てくる熱い気持ちも見逃していません。これからも川本選手を応援します!

  • 大和産業株式会社 大和産業
    株式会社

    普段はシャイで不器用な川本選手が一人で世界に挑み続ける姿は、精悍で誰よりも格好良く誇らしく思えます。彼を応援することで私たちの心は一つの輪になり、彼が悔しい顔をしたときは私たちも悔しく、嬉しい時は私たちも笑顔になります。そんな川本選手の存在は私たちの励みです。これからも応援し続けていきたいです。

  • 権丈泰巳(HPD) 権丈泰巳
    (HPD)

    川本選手が競技を初めて間もないころは、うまく結果を出せず、辞めたいと弱音を吐いていたときもありました。勇気を出して『続けてほしい』と声をかけました。それで彼の世界が変わったように思います。悩んでいるときに背中を押せたことが、この仕事を続ける支えにもなっています。

だれもが共に生きる社会づくり より楽しもう! やってみよう
そんな気持ちが強くなった
筑波技術大学の学生(視覚障がい当事者)

BIKE&CAMPという自転車とキャンプを楽しむイベントで、いつもしない体験をたくさんしました。タンデム自転車で走る、コットンの種まきをする、テントを張る、火を囲んで語り合う。すべてが初体験で、驚きや楽しさ、感動がたくさん詰まっていました。視覚に障がいがあることで、健常者よりもハードルが高いことはたくさんあります。「やってみようよ!」と声をかけられ参加したこのイベントの中で、みんなで協力していろんなことに挑戦できたことはとてもよかったと思っています。参加した後は、より楽しもう、やってみようという気持ちが強くなりました。これからは自分からもっと「やってみたい!」といえるように、どんなことにも挑戦できるようになったらいいなと思っています。

追い風 voice

  • 前野有咲さん(コミュニティデザイナー) 前野有咲さん
    (コミュニティデザイナー)

    だれかに送る追い風は
    わたしたちに吹く
    風になる

    BIKE &CAMPで、目に障がいがある方と偶然出会い、話を伺いました。「視覚障害」について言葉としては知っていましたが、実際に会って雑談をしながら共に時間を過ごす中で、自分が抱いていた視覚障害に対する偏見が、少しずつ解きほぐされていったように思います。私は普段、人やコミュニティに関わる仕事をしていますが、このイベントに参加して以降、取り組みからこぼれ落ちている人はいないか、参加できずにモヤモヤを抱えている人もいるのではないか、という視点を常に意識するようになりました。私が追い風を送ったつもりでしたが、学び、成長できたのはむしろ私の方だった気がします。

多様性のあるまちづくり いわき市

日本パラサイクリング連盟の本部がある福島県いわき市では、いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?を運営。歴史や文化をたどる「いわき時空散走」や、いわき平競輪場で活動するサイクリングクラブ「Cycle Smile IWAKI」などを企画。地域の支援学校でも体験会を行うなど、競技とは異なるかたちで、自転車の魅力や奥深さ、地域のすばらしさを体験できる場をつくり続けています。

山陽小野田市

山陽小野田市とは包括連携協定を締結しており、山陽オートレース場を練習や合宿の拠点として活用させていただいています。パリ2024パラリンピック競技大会のときには、市の職員の皆さんが日本代表チームのポロシャツを着て選手たちを応援してくださいました。選手たちが市内の小学校などを訪問し、子どもたちと交流するイベントなども長く続けられています。

このほか、静岡県伊豆市、茨城県土浦市など、
パラサイクリングによるまちづくり
各地で始まっています。

その傍にはいつも、
その挑戦を支える人がいるはずです。
だれかが送る「追い風」は、だれかを後押しする力になり、
風を送られた人は、だれかがなにかの壁に直面しているとき、
風を送る側にまわっていきます。

そしてまた、風を送られた人が次の人へと追い風を送り、
めぐりめぐって、その追い風はあなたにも返ってくる。
わたしたちが見据えるのは、追い風がめぐる未来。
その未来を、あなたの追い風から始めてみませんか?

毎月の寄付というワンアクションを通じて
わたしたちの活動を支えていただけませんか?
追い風サポーターの皆さんには
さまざまな特典もございます。
こちらのバナーからサポーター登録へとお進みください。

選手へ声援を送る。寄付をする。
会社や組織全体で応援する・・・。
さまざまな形でわたしたちに「追い風」を
送ってくださる方々。その声をご紹介します。

わたしたちは、
日本パラサイクリング連盟を応援しています

  • マーシュブローカージャパン株式会社

    マーシュブローカー
    ジャパン株式会社 取締役会長 平賀暁

    企業スポンサーとしてパラサイクリングに関わるようになってから早5年。ボランティアを務めた国際大会では一番身近なところで選手のサポートをさせていただいたり、パラサイクリング体験会時にはタンデムの前に乗って障がいのある方と共に風を感じる体験をしたり。振り返れば個人的にも「追い風」を送ってきたことに気づきます。パラサイクリング連盟の皆さんの挑戦に元気づけられ、こぼれる笑顔に癒されています。爽快な気分を味わえる絶好の機会。皆さんも一緒に風を送りませんか?

  • 酒縁てる

    酒縁てる 箱崎義典・箱崎晃世

    自分自身、自転車に乗るようになって、向かい風や登り坂があれば途中で諦めたくもなる時も。思い描いた通りにならない時に、ふと選手はどんな気持ちなんだろうと思いを馳せます。自分に戦いを挑む気概は大人になるにつれ薄れるもの。彼らが自転車競技に出会えたこと、自分を信じ可能性を模索することは、まさに「人生讃歌」です。駆け抜けるスピードからは困難など感じられず、確実に心にカッと火を灯す存在である彼らに「追い風」を共に送っていきましょう!

  • 選手の発掘・育成・強化

    アスリートの育成と強化、若手選手の発掘事業などに活用します。よりよい練習環境を整えることが、世界で戦える強い選手の育成につながります。

  • 体験会の開催

    障がいがあったとしても自転車を通じて可能性を広げられるよう、体験会や交流会など各種イベントの開催費に活用いたします。

  • 事務局運営

    事務局スタッフの人件費や広報PRの活動に活用します。わたしたちの取り組みを広く発信し、皆さんから広く追い風を集めていきます。

Tシャツ

Tシャツ

うちわ

うちわ

ポスター

ポスター

ステッカー

ステッカー

応援バナー

応援バナー

会報誌

会報誌

これまでの活動を通して、気づかされたことがあります。
初めて自転車に乗れたときに、
きっと誰かがあなたのそばにいたのと同じように
だれかの挑戦の裏には、それを支える人がいるということ。

「乗れた!」という喜びだけでなく、
「支えることができた!」という喜びや
「奇跡の瞬間に立ち会えた」というワクワクもあるから
だれかの挑戦が、また別のだれかの力になるのだと思います。

あの坂で、あの道で。

背中を押してくれた「追い風」のような力を、
乗る人も、支える人も、それを見る人も、みんなが送り合える。
そんな未来をつくっていきたいと思っています。